〜異説 日本神話〜

お稲荷さんの誕生

 秦中家忌寸(はたのなかつへのいみき)達の先祖である伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)は稲を多く持ち富裕であったが、稲を舂いて作った餅を的にすると、その餅が白鳥となって稲荷山に飛翔して子を産み社となった。伊侶巨秦公の子孫は先祖の過ちを認め、その社の木を抜いて家に植え寿命長久を祈った。

 伏見稲荷大社の由来と言われている伝説である。
 時は皇紀1371年。和銅4年のことである。

 

「起」

「承」

「転」

「結」

後記

 

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